貧困とはおかしな現象である。
かならず金銭的に定義され、他人のかせぎとの比較で決められる。
お金をほとんど持たず、公式に 「極貧」 と分類されながらも、非常に幸せな人だっている。
高い給料をもらっているのに、うんと不幸な場合だってある。
つねに 「もっと」 欲しがる人は、どんなにかせいでも貧しいままだし、今ある物に満足している人は、いつだって自分が豊かだと感じることだろう。
イギリス国内の貧困のほとんどは、物質的貧しさではなく精神的貧しさ、つまり物質的利益の追求からのみ満足を得る精神構造である。
出典
0 件のコメント:
コメントを投稿