Insight by Hiroshi Mikami
「ナレッジマネジメント」の学びをスタートさせていただいたのが1996年。それから、15年間、①組織はどうあるべきか、②あるべき組織を構築するためにはどうすべきか、これを継続的に考えてまいりました。
今年になって、今までの知識と経験が、ひとつのイメージとして結実しました。ここにご報告させていただく次第です。
1.現状認識
①経済のありようが根本的に変わり始めている時代
②従来のままでは通用しない大変な時代
③組織のありようを、根本的に大きく変えないと、時代変化に適応できない時代
2.新しい経営の方向性を示唆するキーワード
①Learning Organization
②Knowledge Management
③Core Competency Management
④Business Model Management
⑤INNOVATION Management
⑥Corporate Culture Management
3.なぜ、多くの企業は、経営の新しい方向性を知りながら、その方向に舵をとることができなかったのか?
①キーワードの本質を理解していなかった。
②キーワード間のつながり、関係性を理解していなかった。
③よって、取り組みが散り散りになり、かつ、中途半端になり、全体として統合され、組織化されることがなかった。
④ナレッジマネジメントは、難しい。だから、ほとんどの会社は、情報共有、知識共有が関の山。
⑤そして、ごく少数の企業だけがその恩恵を受けている。ナレッジアセットという最大の鉱脈にアクセスし、イノベーションへとつながる仕組みづくりの努力を、日々、着々と積み重ねている。
4.Discover Thomas M. Koulopoulos
①なぜ、トムなのか?
②時代の方向性にフォーカスしている人々は多くいます。
③しかし、その各自で理解しているだけで実践の形態としては伝わり切れていません。
④だから、多くの組織が時代遅れとなっていきます。
⑤トムは、もともとデーターベースの専門家ですが、その一貫した探究心から、ナレッジマネジメントのグルとなり、さらに、探究を続け、今や、イノベーションのグルと化しています。
⑥トムの代表的著作は、
The Workflow Imperative: (Mar 29, 1995)
Electronic Document Management Systems: (Apr 1995)
Smart Companies, Smart Tools:(Aug 5, 1997)
Corporate Instinct: Building a Knowing Enterprise for the 21st Century; (Oct 1997)
⑦そして、今、アマゾンの書評において、最高の評価を受けている本があります。
イノベーションを深く広く探求し、明らかにしている名著。
このトムの論は、読書レポートに終わることなく、貴社の魂、Corporate DNAを鍛え上げるうえで有益であると考えます。
5.ご提案
「トム・キュロポラス論」をご理解ください。
トム・キュロポラスは米国ビジネス界におけるThought Leaderで、Knowledge ManagementではGuru級です。貴社の経営陣やリーダーが、これを理解することによって、貴社組織に大きな変革がもたらされることは間違いありません。
6.補助的ご提案
● To be innovative, I’ll guide you and your team!
● コンサルティング料:ご相談に応じます。
● 教科書
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