2012年12月12日水曜日

大選挙の今こそ、シュンペーターに学びたい

シュンペーターとは、「創造的破壊」という言葉であまりにも有名な、世界の頭脳。

その論は、今回の日本の大選挙に多くの学びをもたらしてくれる。

シュンペーターは、1942年の著書『資本主義・社会主義・民主主義』で、資本主義の発展が不可避的に社会主義への移行をもたらすこと、そして、民主主義の本質についての論を展開している。

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18世紀の古典的な民主主義の理論は人民の意志によって公益を実現しようとしたものであったが、シュンペーターによれば人民の意志の概念や公益の概念は疑わしいものであるだけでなく、大衆化した人民が責任感や判断力が低下する傾向がある。このような民主主義理論の問題を解決するためにシュンペーターは新しい民主主義理論を提唱する。従来の民主主義は政治決断に力点があったが、新しい民主主義は代表の選出に力点がある。
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代表の選出をおろそかにしてはいけない。

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